私的な初期の胃がん治療日記

私の主観に基づいているので、正確な治療方針などはお医者さんとよく相談してください

胃カメラ再再検査と大腸カメラ

 今日の胃カメラ

  • 患部の確認(内視鏡手術で対応可能か)
  • 手術のためのマーキング

 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は

  • 血液検査のヘモグロビンの値が低い(消化器系の病気の疑い)
  • 問題があればついでに治療する

 ためのものだそうです。胃カメラは今まで何回も受けてきたし、抵抗は全くないのです。が、大腸カメラは初めての経験…経験のある知り合いに訊くと

  •  事前処理はともかく、カメラが大きくて難儀した
  •  横になっているだけなんでカメラはなんでもないが、大量に液体を飲まされる事前処理が大変だった

と、正反対な感想が。私はどちらになるのか。

 前回の診察で、病院から

 をもらいました。

 まず、前日の2000にアローゼンという下剤を服用しました。効くのは8-10時間後だそうです。2100からは食べるのは禁止です。朝のジョギングは家の周辺をぐるぐる回るだけにしました。途中でもよおしたら大変なことになりますから…走っている途中には何もありませんでした。

 車で1時間かけて市内の病院に。車内でも特に問題はありません。

 0804にナウゼリンという胃腸の働きをよくする薬品を駐車場で服用。

 内科の窓口でモビプレップに水を入れてもらって2リットルの液体にしました。これを10-15分かけてコップ1杯飲み、お茶か水をコップ1杯飲んで、また10-15分かけてコップ1杯のモビプレップを飲み…を繰り返します。ということで、お茶を1リットル買ってきました。つまり、合計で3リットル飲みます。当然、トイレに行きたくなります。便が透明になるまで繰り返します。3リットル飲まなくても、透明になればそこまでです。私の場合、3リットル飲み干しました。ちょっとイヤだったのが、透明になった便を看護師に確認してもらうこと。向こうはプロです。問題がないことはわかっています。が、やっぱり抵抗が。それでも確認してもらいました。「大丈夫です」以上終了。こっちが勝手に思い込んでいた、ということですね、こういうことは。

 大腸カメラの前に胃カメラです。市内の病院はさすがに忙しいらしく、なかなか担当医が来ませんでした。待ち時間の間にも何回もトイレに(爆)。オッケーが出たからといって、止まるものでもないですし。胃カメラ検査ですが、今回は胃の患部に小型のダーツのようなものを刺して、色素でマークします。痛みなどは全くありません。が、胃カメラを入れられつつ、上を向いてレントゲン撮影なども行いました。これはちょっと苦しかったかもしれません。

 その後、大腸内視鏡スタート。下半身は全て脱いで、お尻に穴のある検査衣に。腸を動かないようにする注射をお尻に。筋肉注射のようで、ちょっと痛い。ワセリン?を塗ってカメラ挿入。挿入時や腸の奥まで入れた時などちょっと痛い。常に痛いわけではなく、何でもない時の方が多いのが救いです。検査が終了し、なぜかトイレで着替え。検査衣はゴミ箱に捨てて、とのことでした。

 さて、その後に診察。大腸の検査結果は問題なし。ヘモグロビン関係の値が低い件は、運動のしすぎかもしれない、ということに。

 胃カメラの方は、やはり外科手術が必要である、という結論になりました。患部が基準よりもかなり大きい。腹腔鏡手術で、胃の半分くらいは切除することになるだろう、と。その際、胃カメラの写真を見せられたのですが、ダーツのようなものが胃に4つほど刺さっていました。

「これ、とれたりしないんですか」

「とれることはありますね。でも、そのまま出てきます。刺青のような感じでマークされているので、問題はないです」

「これ、結構大きいですよね」

「いや、実際は数ミリです。とれても、でてきても全く問題はありません」

ということでした。

 入院日について訊いたところ、今は病室が空いていないそうです。2月下旬になるかも、とのこと。がん、早期治療、そんなに遅くなっても大丈夫なのかなー、と思い、訊いてみました。すると、初期だし、1-2ヶ月放置しても問題ないでしょう、とのこと。がん、というからびっくりしましたが、そんなに大病ではないのかもしれない、もしかして虫垂炎の方が緊急性高いのかもしれない、と思いました。

 ということで、内科とはお別れです。2/2以降に新患として外科へ行ってほしい、と言われました。そこで入院日などを決定…はできないらしいです。あとで電話で連絡することになるだろう、と。

 

 ちなみに医療費は15000円でした。